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執筆者の写真悠介 亀井

新モニターヘッドホンを探して!

更新日:2021年6月23日


G&Gボーカル教室 講師の亀井です!

今回は、ザ・ブログ的な感じで書きますが


単刀直入に…

新しいモニターヘッドホンを教室に置きたい(>人<;)


というのも…我らがSONY MDR-CD900STだけでは限界を感じていました。。


900STといえば日本の業界標準のモニターヘッドホンです。

使用するメリットは

・業界標準=どこにでもある=良い演奏にするための予想が付きやすい。

・分離感が良い

・アタックが強いので自分の演奏が聞き取りやすい


しかし、足りないところも...

・低域、広域の情報量がどうしても足りない、昨今のヘッドホンと比べるとレンジが狭い

・遮音性が悪い、音漏れしてしまう

・空間系のエフェクトなどが見えずらい

...etc


楽曲制作も視野に入れると、どうしても不足してる要素が!

そんなこんなで、不足している要素をカバーできるヘッドホンを探しに、いざ秋葉原!


伺ったのは eイヤホン 秋葉原店さん!

おそらくイヤホン、ヘッドホンでは日本一の品揃えでしょう。


今回、私が視聴した機種は9点。

Sony m1st

Yamaha mt8

V-moda m200

Audio-technica m70x

Sennheiser HD650

Victor JVC HA-MX100V

Focal liseten pro

Austrian audio hi-x50

Neumann ndh 20


惜しくもお取り扱いしていなかった

beyerdynamic dt1770、Adam audio studio pro ap-5、KRK KNS8400はたぶん

試聴するのは結構難しいかもしれないですね...(KRKはスピーカー好きだから聴いてみたかった( ;∀;))



遮音性を確かめるため、意見交換のため友人と聴き比べました♬

以下、感想になります。


①Sony m1st

まずは、900STを基準に今回の優勝予想トップの後継機にあたる

MDR-M1STから聴きました!


※感想

今回比較した中で表記上最も広い周波数帯域でしたが

ローの情報が900STと比較すると物凄く増えました

なので、聴き方によっては暖かくも、モコモコしてるようにも聞こえます。

相対的にハイが聞き取りづらいかもしれません。


しかし、演奏用のモニターとして使うならば、オケが聞こえない→自分の演奏うるさい&音漏れしちゃう(涙)みたいな900STのあるあるを解消できると思いました。


また、併用して使うならば、ひとつ良い低音の情報源です。

装着感はあまり変わりませんが、遮音性は格段に上がりました!問題ないです。

リケーブルやコンパクトにできるところも良いですね☆

また、これが日本のスタンダードになる可能性もあるので、そこも視野に入れても良いですね。


②YAMAHA HPH-MT8

続きましてYAMAHA HPH-MT8

こちらは私の予想順位、二位の機種でした。

かねてより、評判も良くm1stと同様にレビューも多いです。

それに、YAMAHAさんの偉大さはミュージシャンたるもの良く知ってますからね(笑)


※感想

おお!こいつは面白い!

m1stがゼノ・ゾルディックだとしたら、MT8はネテロだな!!

ま、ハイが良く見えるという事です(笑)

シェイカーの音もよく聞こえました。

相対的に言うと今度はローが見えづらいかもしれませんね。

こちらも遮音性は問題ないです!

友人はフラットで、ハイが強いので耳が少し疲れると言っていました。


③V-moda m200

つづきまして、V-moda m200

DJオーディオとして有名なV-modaですが、今回から制作は合体したRolandになってます。

この機種は本当に国内のレビューが少ない...

ですが、私はV-modaが大好きです。なので今回ダークホースとして注目してました!


※感想

ちゃんとV-modaしてるじゃん!

というのもですね...海外のレビューでは「ローが少なくてV-modaじゃない!」みたいなのが結構ありまして心配してたんですが、

僕はV-modaらしさというのは分離感と絶妙なハイとローのバランスだと思っていまして

m200にも、しっかりそれがありました!なんか嬉しいですね(笑)

今回試聴した中でも一番元気のよいサウンドかなと思いました。

リスニング用としても私は好きですね。

中域に結構寄っていてそれに、低域、広域が寄り添うという形なので

少し、900STと被っているかもしれません。

リケーブルできる点、コンパクトになる点は良いですね。

小さい機種なので友人は圧迫感がちょっと強いと言ってました。


④Audio-technica m70x

続きまして、Audio-technica m70x

アメリカではオーテクのモニターがスタンダードだと聞いたことがあるので

アメリカ大好き小僧の私は結構期待していました(笑)

(オーテクって本社、町田なんですねー)

※感想

すっげえかまぼこ

EQカーブが鋭い感じですね。

こちらもかなり中域によってますが、ローとハイの情報量が少し少ない+ローも結構鋭いのでパンチ感がV-modaと異なっていますね。

密閉感、装着感は全体の中でも1、2位の良さでした!

これでやるとアメリカンなサウンドを作れるんでしょうか...?

面白い!


⑤Sennheiser HD650

続きましてSennheiser HD650

結構前の機種になりますが、かっこいいですよねー

スターウォーズのランドの側近のアンドロイドみたいなのがつけてる...

はい...

※感想

音が少し軽い感じがしました。

というのも、音域が古い機種なので狭いですね。

また中域、倍音が溜まってるあたりより少し上が尖ってる感じがするのも原因かと思いました。

音漏れもあり、ケーブルが両耳から出ているのも少し不便かと...

と、同時にさらに上のグレードの物の音も気になりましたね!!

(※訂正、開放型でしたね。)


⑥Victor JVC HA-MX100V

はい、Victor JVC HA-MX100V

Victorといえばコンシューマー向けのイメージがありますが...

また、これも日本のレビューは少し少ないですね。。


が、これが、今回の魔物でしたね。


※感想

まず、バランスが良い

ハイとローの情報量も十分にバランスよく聞こえます!

最初の一台を今回視聴したものから選らんでと言われたら

迷わずこれをお勧めします!

900STから移行する私も後に記載するもう一体の魔物と悩んでおります。

装着感は900STと近く疲れず、音漏れもしません。

リケーブルは出来ませんが金額が恐らく視聴した中では一番お安い!

いやぁ~値段じゃないですねー聴いてみないと分からない。。


⑦Focal liseten pro

そして、Focal liseten pro

赤いですね~

友人が小声で「ださくね(笑)」

と言ったときに(そうかな~)と思いつつ、話を合わせる自分は弱いですね...


※感想

ハイとローもまあ出てます。

低めの女性、男性ボーカル、ディストーションギターのゴリっとしたとこら辺の帯域が出てる感じでした!

ギターリストは好きそう!私が言っても何の信憑性もありませんが(笑)


⑧Austrian audio hi-x50

Austrian audio hi-x50

ラスト2つになりましたが、ここからは異質なヘッドホンが続きます。

えーとコチラ、小さい!

友人に「これ当ってるの?」と何回も聞きましたが、とにかく小さい。


※感想

音域、解像度ともに情報は多いの「かな」?と感じました。

「かな」の原因は小さいのでかは分かりませんが分離感があまりわからず

情報が凝縮されていたからです。

慣れれば、結構いろいろ見えるかもしれませんが、分からないですね。。

また、耳がすべて覆えてないので音漏れは普通にしていました。

なのでライン録りいがいではレコーディングには向かないですね。

小さいので持ち運びなどは便利でしょう!


⑨Neumann ndh 20

ラストはNeumann ndh 20です。

マイクではNeumann はスタンダードであり、だれもが憧れるブランドです。

私も(あぁ~Neumann だな~)と結局思います。

さてそんなNeumann の初ヘッドホン、でかいですね~!


どんな音でしょうか?

こいつが2体目の魔物でした。


※感想

定位感が群を抜いてました。

ほかのヘッドホンが二次元だとしたらこれは3Dです!

初めにパッドを「ドーナッツじゃん(笑)」とバカにしていた友人も

「こりゃあレべチだ。ライブハウス」と言っていました。

音域も広く音の軸もしっかり見えました。

空間系、ディレイなども見やすいかと

悪い点としては、他のモニターと毛色が全然違うのでこれに慣れないと使えないでしょう。

また、ケーブルが右耳から出ているのは少し使いづらそうです。

が、しかし、これでレコーディングしたら楽しいでしょうしリスニング用としても最高かと思います!ただやっぱり値段はね(笑)


以上!


色々聞き比べて、900STはやっぱり、すごいなと…だって1995年発売ですよ!


てなかんじでVictorかNeumannが私の候補になりましたが...

うん?買ってないのかって?

そうなんです、、お恥ずかしながら( ;∀;)

ですが購入する際は丁寧に接客、9点もの商品をわざわざ運んでくださった、

eイヤホンさんで絶対に購入致しますっ!

本当に博物館でした!



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